JELADO"COMBAT TOGS"×COLIMBOのTYPE L-2A ( プレーン )になります。

カラーはエアフォースブルーで、素材は表地がナイロン100%のカレンダー加工が加えられた66ナイロンツイル生地、裏地がナイロン60%ウール40%のナイロン・ウールナップバック生地になります。

豊富な経験と知識を生かし驚くような秀逸なデザインを生み出す実力派ブランド「ＣＯＬＩＭＢＯ」とJELADO発のミリタリーライン「JELADO "COMBAT TOGS"」のWネーム企画に生まれたフライトJKTになります。

L-2AはL-2ジャケットのマイナーチェンジ版として1951年頃から支給が開始されたライトゾーン用のナイロン製フライトジャケットになります。
大きく変更されたのは生地のカラーで、あまり軍服らしくない濃紺のナイロンツイルを用いておりますが、1948年に陸軍から独立したことを契機にシンボルカラーをエアフォースブルーとし各種装備や制服などをこの色に変更して行くなかで、フライトジャケットにも採用されました。
もともとL-2シリーズは大戦中のA-2レザージャケットに代わるものとして大戦末期から開発を進められておりました。
抜群の軽さと強靭な素材である66ナイロンによるナイロンツイルとライニングには同じく軽さの中に適度な保温性を求めた結果、ナイロン・ウールナップバックというたいへん凝った生地（ナイロンとウールの２重織り）を採用されております。

カスタムには胸に大型のスコードロンパッチ、レザー製ネームプレート、肩にインシグニアパッチを配置しました。

1951年〜52年頃に九州の芦屋基地に駐屯していた62nd TROOP CARRIER SQUADRON は大戦中はヨーロッパ戦線に従事しており本来の任務であるパラトルーパー（空挺隊員）を前線に強襲降下させる過酷な作戦を終え、火種がアジアに変わると前線を支援するために占領下の日本に移動してきました。
戦闘機のパイロットと違い、脚の遅い輸送機に兵士と装備を満載し低空を敵地深くまで侵入するため被弾して未帰還となる機が多かったようです。
そんな命知らずで誇り高き彼らのスローガンをレザー製のネームプレートに刻印させて頂きました。
ラテン語で "PRIMUS IN TOTO、 英語にすると "FIRST IN EVERYTHING" となり有事の際に真っ先に戦地に向かう彼らの意気込みが込められております。
本来であれば1950年代の正式なネームプレートとしてはコットンテープにステンシル文字の物を使用するのだが、先の大戦から従事している兵士は慣れ親しんだレザー製を好み、カスタム方法もA-2の時と同様の手法による物などが混然としていた時代でもありました。
現在では自身のジャケットをカスタマイズする時代は去り、秘匿性を重視し戦地に赴く兵士のジャケットからは所属部隊や作戦名などが分かるパッチ類は全て取り払われております。

66ナイロン生地はハイエンドナイロンフィラメントを使用して織られているナイロン素材で、裏面をカレンダー加工（熱と圧力により生地の目をつめ、表面をつぶす）により、防風性や防水性を生み出しております。
エポレット部分と裾部のフラップ、シガレットポケットは、あえてカラーを変更させて頂いております。
これは、ロット違いのネイビーのナイロンを使用し、ツートンカラーになってしまっているヴィンテージＬ－２Ａの雰囲気をそのまま生かしております。
ボタンは、コリンボの刻印入りオリジナルスナップボタン、ZIPPERにはレザーの引き手付きのTALON製を使用しております。
リブも、糸の油が抜けたウールの風合いを再現しておりす。
更に左ポケット裏にはテストサンプルもはいしております。

そして何よりも大きくアレンジしたのがサイズ感になります。
フライトジャケットはその用途上、アームと身幅が太く、更に着丈が短い、昨今のファッションとしては受け入れられ辛いシルエットになっております。
着丈を伸ばし、胴周りが膨らまないようパターン変更をし、アームもかなりスッキリしたシルエットになっております。
素材付属や歴史背景にまで徹底的にこだわる「ＣＯＬＩＭＢＯ」、それを「JELADO "COMBAT TOGS"」らしく現代風アレンジしたＷネームフライトJKTになります。
オシャレさと本格的な作り込みを併せ持つオススメの1着となっております。





"36"(S) 肩幅 42cm 身幅 53cm 着丈 62cm 袖丈(肩上〜) 59cm

"38"(M) 肩幅 43cm 身幅 55cm 着丈 64cm 袖丈(肩上〜) 61cm

"40"(L) 肩幅 45cm 身幅 58cm 着丈 66cm 袖丈(肩上〜) 62cm


身長175cm　体重62gk　着用サイズ「38（M）」