JELADO "ANTIQUE GARMENTS"×COPANOのMurrayhill JKT(マレーヒル ジャケット)になります。
素材は、コットン100%のシアサッカー生地になります。

シアサッカーとは、波状の凹凸のある部分と平らな部分とが、縞を現わした織物の生地で、ポコポコして肌に触れる面積が小さくなるので、べと付き辛い為、春夏の布生地に多く使われています。

糸にはカード糸をいう糸を使用しており、触った感じでシャリ感があり、更に清涼感のあるラフな糸を使用させて頂いております。
通常のシアサッカー生地より、しっかりとした生地感に仕上げる為、糸の数を多くして作らせて頂いた生地となります。
カラーはアッシュグレーになります。

1800年後半から1900年代初頭に沈没した船から引き揚げた洋服を表現すべくデザイナーの手で染めや揉み洗いを行う拘りと独自の美しいパターンで世に生み出すブランド"COPANO"とJELADO "ANTIQUE GARMENTS"のダブルネームにより、1900年代〜1960年代のアメリカの洋服の貴重な資料を参考にアメカジスタイルにも相性の良いJKTを製作させて頂きました。

Murrayhillとは、花の5番街と言われるきっかけを作った地域で、上流階級の人達が転居していったエリアを指し示しております。
今回のMurrayhill JKT(マレーヒル ジャケット)は、1920年代のテーラードJKTから型を起しておらず、もう少しカジュアルにジャケットスタイルを楽しんでいた50年代〜60年代のコンポラスーツをベースに製作させて頂いております。
リゾートスタイルなどとしても着用して頂けるシアサッカー生地の1950年代〜60年代のコンポラジャケットを、1920年代以前に裕福な富裕層の人達が、夏にリゾート地で着ていたら。。。と、いうイメージで製作させて頂いております。
元々、コンポラスーツとは、1960年代に流行した型式の背広で、幅の狭いラペル（襟）と一つボタンが特徴的で、光沢感のある生地で仕立てている物が多いジャケットとなります。
今回は、そのコンポラスーツをベースに、よりアンティーク感のある仕様にて製作させて頂いております。
縫製のステッチを細かくし、ボタンにはナットボタンを使用しております。
前立ての裾を少しラウンドさせ、より古いテーラードジャケットの要素を入れさせて頂きました。
裏地には、白のドビー織りの生地を使用し、アンティーク感の強い細かな柄の入った生地となっております。
袖裏にも画像の様に、違ったストライプの生地を使用し、当時のテーラードジャケット同様、細かな作りとなっております。
裏側の裾などもパイピングで仕上げられている、ヴィンテージ感溢れる、丁寧な仕上がりのジャケットとなっております。
シルエットは、COPANO特有の秀逸なパターンが生かされており、腕回りなどがスッキリとしたコパノ特有のシルエットを楽しんで頂けるようになっております。
手洗いで独特な雰囲気を出すことにより、デニムやチノといったアメカジの定番アイテム、そして、今回作らせて頂いた同素材のショートのセットアップなど幅広いアイテムと相性の良いジャケットとなっております。
COPANO特有の雰囲気と美しいシルエットを楽しんで頂け、非常にすっきりとしていながらタイト過ぎないジャケットとなっておりますので、様々なコーディネートで使用して頂けるオススメの1着となっております。


"S" 肩幅 38cm 身幅 48.5cm 着丈 67cm 袖丈(肩上〜) 62.5cm

"M" 肩幅 40cm 身幅 50cm 着丈 69cm 袖丈(肩上〜) 63.5cm

"L" 肩幅 42cm 身幅 52cm 着丈 71cm 袖丈(肩上〜) 64.5cm


身長175cm　体重62kg　着用サイズ「M」

※今後大きな縮みなども出ませんので、実寸を参考にご検討下さい。

MADE IN JAPAN